「奉仕」こそが、ライオンズクラブのメンバーである私たちの生命であり、使命です。

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東京ウィルLC例会訪問報告書 11月19日

11月19日(木曜)12:00~14:30。 東京ウィルライオンズクラブの11月第2例会を訪問。会場は京王プラザホテル1F「南園」 

例会場の入り口すぐのところにテーブルが出ていてなにやら人が集まっている。
受付かな?と思いきや、外貨コインと古本回収の受付台。FWTで支援を呼びかけられたアクティビティがここではさりげなくずっと継続中だったのだ。 ウィルLCの例会は、実労奉仕活動の現場でもあった。

例会冒頭でライオンズヒム斉唱ののち、例会の慣習となっている物故ライオンへの黙祷が行われた。
最初に先達の軌跡に敬意を表す気持ちをいつも忘れない独特の細やかさ。この1分も満たない一瞬のおかげで凛としたムードが流れ、厳かに会長挨拶、来客挨拶、そして活発な意見が飛び交うにぎやかな審議事項の時間へと続いていく。
静から動へ移ってゆく時間経過のメリハリが心地よく面白い。

この日の主な審議事項はコロナ禍の中で、クリスマス会開催をどうするか?親睦委員長の小川晶子ライオンがファシリテーターとなり、皆の意見を誘導。
やるかやらないか?どうすればやれるのか?防御装置、価格、参加者、時間、全員で意見を出し合う。
最終的に意見が1つにまとまった。 やりましょう!と。
すべての案件をよく話し合う、活発に意見を出し合う、そして全員一致の決議。
ひとたび議決されたならば、そこに向かって皆が協力支援するのがウィルLCのやり方とのこと。

多種の続行中の奉仕活動の中で、一番驚いたのは、ヘアドネーションの数の多さ。
この度は60名ものヘアドネーションを受けた。 今期スタート直後からメンバー全員で多方面に協力を呼び掛けていた行動が実を結び、青少年育成事業を介して女子高へも支援依頼の話に行った。独自でフライヤーも作成し皆で積極的活動を展開してきたことがこれほどの数を生み出した。
来週も700枚のフライヤーを某女子中・高に渡すこととなっているそうだ。
また、この活動は、ヘアドネーションを受けるだけでは終わらない。
協力者には必ず会長から感謝状とピンバッジが贈呈される。 このバッジは、タダのバッジではない。
「公益財団法人の癌の子供を守る会」に浄財を送ると¥500/個換算でバッジが送られてくる。
それを会長の感謝状と一緒に渡すのである。 つまり、ヘアドネーションアクティビティを行うことにより、2重の奉仕活動が実現していることになる。
なんという発想!なんという企画力!なんという情報収集力!なんという行動力!完璧、参りました!!
女性のクラブだからこそできたのかもしれない。 細やかで多方面に気を使いさりげなく、優しく。
けど大胆な行動力。 それが励ましと勇気と青少年の育みを実現する3方良しの奉仕活動を生み出す。
そんなスキームが見事にできあがっている。
やった方も頂いた方も資金援助的にも小児がんを支援する奉仕活動は、益々輪が広がり仲間が増えて行く仕組も構築できているようだ。

このクラブの会長になると、自分がやりたいと思う奉仕活動をその年はやる権利があるのだそうだ。
今期会長の丸山ライオンは向山庭園がお気に入り。 庭園の中にはお茶室があり、そこで使用される茶花の椿。庭園の一角に椿の植樹をしたいとの丸山会長の希望を叶えるため皆で手配整えて2本の椿の苗木植樹を実現。アウトドア活動のため、コロナ禍でも遂行できた。そのことが地元紙にも掲載。

このほかにもフードドネーションや音声点字時計贈呈、やすらぎの杜の豆まきでのプレゼント等奉仕活動の報告事項が書ききれないほど沢山。
これほど多くの奉仕活動企画と行動パワーは、一体どこから湧き出てくるのだろう?

よく勉強もしている。 ライオンズクラブの法人化について疑問や意見を幾つもガバナーに出して回答をもらっていた。
よく話し合う、よく意見を聞く、よく考える、知恵を絞り真実のところでのみ前に進んでいくクラブ。
ウィルLCは、もう、ライオンズの枠を超えて1つの誇らしいリベラルなコミュニティ格が出来上がってるとさえ感じた。
エネルギーを沢山頂いた例会訪問。 心が沈んでいるとき、辛いことがあったとき、またきっと伺わせていただきたいと思う。 ウィルLCとはそんなクラブだった。

予定大幅に延長して滞在させていただきました。 目からうろこの連続。皆様に心から感謝。 本当にありがとうございました。
10R1Z 東京渋谷ライオンズクラブ L北岡知子

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