報告事項
5R2Zのクラブが支援物資搬送を行った「宮城県亘理群亘理(わたり)町」は仙台空港から西南に約10kmの所に位置し、常磐自動車道の亘理I.C.から約2kmの所にあります。
北には阿武隈川、東には太平洋を望み、荒浜周辺は土地が肥沃で宮城米の大産地として全国的に名を馳せております。特にこの地は伊達正宗のおじさんにあたる伊達成実.(しげざね)が、町や田んぼそして塩田を開発して現在の基礎を作ったそうです。このような歴史ある亘理町の耕作面積は3200haと広くその85%が津波により塩水と家屋など残骸により耕作不能となっています。その光景は絶句するしか、、、言葉になりませんでした。
現在の田は自衛隊が大型の機械と大勢の自衛官との併用作戦で後片付けをしています。
しかし.町は壊滅状態でがれきの山、どこから手をつけてよいか見当もつかない状態です。
風景は異常極まりなく、道に船が転んで、海に家の残骸、車のがれきと天地が逆さまの光景でその上異臭が激しくまさに地獄絵のようです。
そのような中、被災した人は穏やかで私たちの支援に感謝感謝。「ありがとう」の言葉で胸が熱くなるばかりでした。
今回支援を行った物品に赤羽LCさんのもの(毛布など)も多くあり、とても感謝された事と被災者の方々との交流から、助け合いの原点を勉強させていただいたアクティビティでした。
今後もマスコミなどが取り上げていない地域に「希望の光をあてる」というスタンスを大切に長期にわたっての支援活動を330-A全体で考え、まとまって行動していかなければならないと感じた被災地支援物資搬送でした。
☆ なお、まだまだ物資の足りない地区があり、現地情報ですが「釜石市中妻体育館内の両石地区避難所」に是非支援をお願いたします。
・救援物資アクティビティ:ジャージ上下新品(男女別、サイズ細分化しての搬入)約800万円分
:毛布50枚、レトルト食品100食分、カップめん240食分など。
|