ライオンズクラブ国際協会　３３０－Ａ地区　　　　　 　2012-2013　地区ガバナー　　阿久津 隆文　　　　　　　 　Takafumi Akutsu　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　2012-2013 District Governor　　　　　　　　　　　 　330-A District Lions Clubs International Association

２０１２～１３年度　３３０－Ａ地区運営方針

私は、数多くのクラブの例会訪問そしてアクティビティに参加し、そこで多くのメンバーの方々に会い、多くの体験を得ました。日本のライオンズも60年を迎え、ここで原点に戻りライオンズの使命を再確認し、基本を踏まえながら、変えるところは変えクラブ活性化の為のキャビネット運営をして参りたいと存じますので宜しくお願い致します。

１．キャビネット運営について

メンバー・クラブ目線に立ったキャビネット運営を行う。そのためにリジョン・チェアパーソン、ゾーン・チェアパーソンは各地域のクラブより推薦頂いた方々に致しました。また委員会がクラブ並びにメンバーをサポートするため、委員会の継続性を重視し現委員会から次期の委員会へも委員を推薦頂きました。そして委員長は問題に取り組む意欲のある方、委員会で御苦労された方を中心に9割以上を新しい委員長に致しました。諸問題の解決には横断的な対応をするために、※地区ガバナーチーム、GMT・GLT、各委員会も連携してキャビネットがサポートセンターとしての役割・情報提供を行います。
① 副幹事は幹事の補佐としてキャビネット行事を担当する。またリジョン・チェアパーソンとの連絡役となります。
② リジョン・チェアパーソンは委員会も担当し、キャビネットとの連絡役になります。
③ ゾーン・チェアパーソンは会員増強並びにエクステンション、クラブサクセス（会員維持・クラブ活性化）の対応を致します。
④ 委員長は各委員会への各クラブからの要請に応じます。
⑤ キャビネット構成員はもちろんのことクラブも国際協会並びにキャビネット行事への参加する務めがあります。
⑥ 各クラブ間とのIT化

２．クラブサクセスの推進

① 効果的な奉仕活動を可能にするための会員増強を行う。
計画的な会員増強キャンペーン、新クラブ結成・支部設立の目標や分野を決めて行う。
② クラブ活性化するための奉仕活動の促進並びに弱体化クラブへ支援
奉仕活動や会員維持（退会防止）のための情報提供、人材並びに指導力の育成
③クラブを未来へ導くために
イ．クラブ運営の見直し、透明性・マンネリ化の打破
ロ．合同例会の実施、クラブ合併・支部・解散し再結成
ハ．アクティビティの見直し、汗と感動のあるアクティビティを
ニ．単一アクティビティから共同アクティビティへ、効果とPR
ホ．若いメンバー・女性メンバーのための環境づくり
ヘ．IT化の啓蒙並びに促進
ト．地域社会との関係確立
準備と四半期ごとに検証が必要です。

３．ライオンズデーでの統一行動

各クラブのアクティビティを同時に行うことにより、地域社会に対してのPR効果
を高めます。ライオンズが認識されるPR活動を行いましょう。

４．身近にできる環境問題の取り組み

異常気象等、既に環境問題は始まっております。ライオンズ憲章に基づき個人・家庭・職場・地域社会で身近に誰でも手軽にできる具体的な環境保全活動をクラブと共に考え実行しましょう。

５．危機管理の体制作り

３・１１の経験を踏まえ、クラブ並びにキャビネットの危機管理体制を構築しましょう。支援する体制、そして支援を受ける体制作りの構築。引き続き東日本大震災の被災地への支援に取り組んで参ります。
まずは、クラブ三役の皆様から変わることが必要です。1人1人の意識が変わればクラブも変わります。クラブが変われば３３０－Aも変わります。協調と融和のある３３０－Aにしていきましょう。皆様の協力と行動で、私と一緒に活性化して参りましょう。

※ 地区ガバナーチーム
地区ガバナー、第一副地区ガバナー、第二副地区ガバナーが地区ガバナーチームを構成し、力を合わせ地区において効果的にリーダーシップを発揮します。　チームのリーダーとして地区ガバナーは、地区運営全般を監督するだけでなく、チームの戦略策定、両副地区ガバナーの指導および意欲喚起、総合的なチームの実績監督にも責任を持ちます。

※ GMT（グローバル・メンバーシップ・チーム）
2008年3月の理事会会議で国際理事会は、世界各地の会員増強を支援する為に「グローバル会員増強チーム」の設置と複数のリーダーの承認をしました。
役割として、会員増強、クラブエクステンション、クラブサクセスを目的とします。　このうち「クラブサクセス」は、従来のリテンション（会員維持）に代わるものとして取り入れられました。健全なクラブではより会員の満足度を高め、問題を抱えていたり弱体化しているクラブには再建を助けるといった活動を通じて個々のクラブの能力を高め長期的な会員維持につなげていきます。

※ GLT（グローバル・指導力育成・チーム）
GLTは、GMTに並行して、お互いに補完しあいながら活動することが想定されています。ライオンズクラブ国際協会のあらゆるプログラムの成功にとって、そして国際協会が組織として将来に向け活力を維持していくために不可欠な指導力育成に一層の支援を提供します。