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How To 10 パソコン電源の正しい切り方:立川LCホームページより転載
■ 『スタート』から、メニューの『Windows の終了』を選択。・・・・・
初めてパソコンを使ったとき、電源の切り方を不思議に感じた方は私だけではないと想像します。
起動する時には、電源スイッチを入れるだけなのに、終了するには、『Windowsの終了』をクリックした上で電源を落とす。何故いきなり電源スイッチをオフに出来ないのだろうかと・・・。
ワープロ専用機からパソコンに乗り換えた方も、同じ印象を持つかも知れない。
ワープロ専用機は、文書作成中に電源スイッチを切っても、次に起動するとき文書が残っているが、パソコンの場合、保存していない文書は全て消えてしまう。場合によってはパソコンが壊れてしまう可能性も無いとは言えない。

■ では、どうして・・・?
電源が入っている間、パソコンは色々な処理をするために、CPU(中央演算処理装置)からメモリーやハードディスクに電気信号の命令を送っている。
実は、この電気信号は、何の操作をしていない状態でもコンピューターの中を煩雑に行き交っている。
特にデーターに保存するハードディスクと呼ばれる記憶装置は、パソコンの正しい終了手順によって大きな影響を受ける。
ハードディスクは、常に1分間に5000 回転前後の高速で回っている精密機械である。
もしハードディスクにデーターを書き込んでいる最中に電源を切ると、ハードディスクが損傷を受け、最悪の場合、パソコンが起動出来なくなってしまう。
このように何の操作をしていなくても、パソコン内部では色々な作業が行われている。
だから、終了する時は、必ず、『スタート』ボタンをクリックして、『Windowsの終了』を選択して電源を切らなければならない。
くれぐれもご注意を・・・。
フリーズした場合は、『Ctrl 』と『Alt 』キーを押しながら『Delete 』キーを押す。あとはメッセージに従って進む。
それでも駄目な場合は、緊急的な処置として電源スイッチを4、5 秒押し続けると電源が落ちる。

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