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How To 19 メールの自動折り返し文字数を設定しよう
:立川LCホームページより転載
( Outlook Express )
メールの文面を読みやすい位置で改行したつもりなのに、送信されたメールを見ると違う場所で改行されていたりすることがある。これは、メールソフトが、自動的に一定の文字数ごとに改行して送信するからだ。
ということは、実は自分が送ったメールも、自分が書いた通りに送られていない可能性があるということである。
メールソフトには、1行が長い文章を自動的に改行して送信する機能があるからである。
『アウトルックエクスプレス』の初期設定では、半角76 文字(全角38文字)ごとに改行されるようになっている。
文字数を考えずに適当なところで改行すると、送信した文章の体裁が崩れてしまうが、段落以外で改行しなければ、設定された文字数で折り返されて綺麗な体裁になる。
中途半端な改行を防ぐ一つの方法は、入力時の改行を段落の最後だけにとどめることである。あとはソフトが勝手に改行してくれる。逆に早めに改行するのも手だ。見やすい日本語の文章は、1行30〜35文字と言われている。多くのメールソフトの自動改行位置は36文字(設定は半角設定なので72文字)前後なので、30文字前後での改行を心がければ、体裁が崩れる可能性は低くなる。
■自動改行文字数の設定
(1) Outlook Express のメニューバーの『ツール』から『オプション』を選択します。
(2) 表示された画面で、『送信』タブを選択して画面を切り替える。
(3)『メール送信の形式』欄の『HTML 形式の設定』ボタン、又は『テキスト形式の設定』ボタンを押し、設定画面の『送信時に自動的に文字列を折り返す』欄に、希望する改行位置の文字数を入力する。
(4)『送信トレー』にメールが残っていたら、送信前に体裁を確認できますので、それを見て修正するとよい。
《注意》初期設定は76文字になっているが、これは半角文字での文字数で、通常日本語で使われる全角文字では半分の文字数になるので、この設定値を、改行したい文字数の2倍に書き換える。
《注意》このほか、文面作成時に気をつけたいのが、<1> や<2>といった丸付き数字や特殊記号などの「機種依存文字」の使用だ。これらは同じ基本ソフトや機種同士でないと正しく表示されず、いわゆる「文字化け」の原因になる。

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