コロナ禍だったからこそできたアクティビティ 東京渋谷LC
今年3月から頻度を増した新型コロナウィルスの報道に、言い知れぬ不安と、一方で命をかけて国民をその猛威から守ろうと懸命に活動しておられる方々へ何か支援したい、という熱い思いが、報道を見る度に強くなっていきました。
更に、クラブ内でも数名いる飲食業の仲間は、厳しい状況であろうと想像でき、ならば、この両方に少しばかりの心の支援ができないか?と考えたのがこのアクティビティの始まりです。
幸い、年間のクラブ事業費の当初予算をふりむけてはどうか?と思ったことも行動に出やすい条件の1つでした。
この3つを満たすアクティビティをクラブ内の仲間に相談し、同意であることを確認して何度も意見を重ね、クラブ理事会の承認を得て、素晴らしい実りを得た活動ができたと思っています。
①コロナ禍でも最前線で都民の命を守ってくださる消防署救急隊の皆様へお食事を提供し、感謝と応援の気持ちを表す。
(8回にわたり短期集中で提供。1回80食。 6カ所に分かれている渋谷区内の消防署の本署・分署にメンバーが手分けして届ける)
②飲食業のクラブの仲間にお弁当を作ってもらう。
③お弁当代金は、今期未使用だったクラブの事業費で対応する。
というストーリーでスタートしたこの活動は、入会歴3年未満のメンバーで実行委員会を構成しました。
初アクティビティ体験の人が殆どでしたが、その輪は回を重ねるごとに広がり、かかる多少のトラブルを都度皆で話し合い、解決しながら遂行していくその時間軸の中で、
仲間の絆が深まり信頼感が構築され、8回の活動が無事に終わった時には言い知れぬ達成感と充実感を共有することができました。
多くの実りを得たこの度のアクティビティは、東京渋谷ライオンズクラブと若き実行委員会一同の誇りと思っています。
東京渋谷ライオンズクラブ アクティビティ委員長 L渡辺軍寿
(文責:実行委員 L北岡知子)