第２１回東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート　１２月４日（日）　　東京表参道ＬＣ

２０２２年１２月４日（日）、東大和市民体育館第１体育室にて「第２１回東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート」を行いました。
今回もまた大成功に終わり安堵する気持ちと共に、これからの活動への期待にも胸をいっぱいにしています。

このコンサートで私たち表参道ライオンズクラブはとても大きな１歩を踏み出しました。というのも、今回初めて市での開催が叶ったからです。
私たちは今まで、東京２３区でしかコンサートをしていませんでした。
もちろん以前から「いつか市でも開催したい」と願っていたし、障害者の皆さんや後援をくださる市長からも要望がありました。　しかし課題が多くなかなか実現に至っていませんでした。
それが今回、やっと、５年前に市で初めて後援をくださった、東大和市で開催が決まり、とても気合いが入りました。「必ず成功させる」「大盛況にしたい」という思いのもと、一致団結して当日に望みました。

しかし、やる気に満ちていたのは私たちだけではありません。
東大和ライオンズクラブの皆さんは、事前準備から当日まで多大な力を貸してくださいました。
地元の駄菓子屋さんや乳業からは「障害者の方にあげてください」と全員にお菓子とジュースをいただきました。
障害者の知り合いの方からは「クリスマスプレゼントとしてどうぞ」と人数分の走行メダルをもらいました。
これらは氷山の一角で、他にもたくさんの方のご厚意と応援とボランティアがありました。この方たちの暖かい心に私たちは後押しされ、当日まで進むことができました。
この場を借りて感謝申し上げます。

障害者の皆さんも私たちの力になってくれます。
この日を楽しみに来てくれるだけでも本当に嬉しいのですが、当日、一緒に踊っている時間は、言葉では表せないほど楽しく満たされた気持ちになります。
この気持ちは実際に踊ってみないとわかりません。私は今回みんなと踊りながら、誰が健常者で誰が障害者なのかわかりませんでした。
「あっちの方ですごく楽しんでいる人がいるな」と思って見るとライオンズの仲間であったり、「あの人の近くに行ってみよう」と思って行くとヘルパーさんであったりしました。全員同じ気持ちで楽しんでいるのでわからないのです。
これは私たちの目標であり目的とするところでもあります。「障害者の方が健常者と同じように生きる」こと。
「同じように幸せを感じて、楽しみながら生きる」こと。それがこのコンサートでなら叶う。改めて私たちの活動に誇りを感じることができました。

また会場の構造のせいもあって、どこにいても全員の様子が見渡せ、エネルギーをひしひしと感じました。
「全員に楽しんでもらうぞ」「全力で楽しむぞ」と各々の思いが、話さずとも伝わってくる、そんな感じがしました。

今回の大成功をきっかけに確実に何かが変わっていくことを私たちは確信しています。
今回のコンサートをきっかけに、数十名の入会希望者ができました。
また、すでに来年の１２月も市での開催が決まっています。
これからもっと多くの場所で、もっと多くの方と一緒にこのコンサートを楽しめるだろうと思っています。これからの活動の拡大にご期待ください。

＊当日の様子をライブ配信しました。こちらのリンクからご覧いただけます。

また、チャンネル登録をお願いできましたら幸いです！
東京表参道ＬＣ　Ｌ川等美咲