ラオスでの現地支援・視察活動 8月29日(木)~9月10日(火) 東京志村LC
東京志村ライオンズクラブ学生支部風の会はラオスへの視察活動及び、支援校であるナンサイター小学校への事後支援活動を行うため、8月29日から約2週間ラオスへ渡航しました。主な活動内容としてはプロジェクターおよび絵本、本棚の寄贈、西松建設が運営されているパクセージャパン経済特区への子どもたちの社会科見学、各種関係者へのヒアリングの実施、親クラブでありこの支援事業に多大なご協力をいただいている東京志村ライオンズクラブのメンバーの方の視察及び文房寄贈を実施いたしました。
プロジェクターの寄贈は教科書になかなか絵などが載っておらず、イメージを持って教えることが難しいという先生の悩みを解決するために実施いたしました。管理は先生にお願いして、授業中に先生のタイミングで使用してもらう予定です。
絵本寄贈プロジェクトは子どもたちに楽しく学んでもらえるように実施いたしました。日本語の本をラオスの言葉に翻訳したものやラオス現地の絵本を寄贈しました。日頃は絵本などに接する機会がない子どもたちは非常に興味津々の様子でした。
今回の社会科見学プロジェクトは日本の会社である西松建設様が運営されているパクセージャパン経済特区様にご協力いただいたもので、子どもたちの視野を大きく広げることができる非常に良い機会となりました。子どもたちは日頃村から出ることはないので見たことのない工場やオフィスの景色を見て非常に盛り上がっていました。電子部品やかつらなど合計4つの工場を訪問して子どもたちも見たことのない機械や職員の方の作業の様子に興味津々でした。
今回は親クラブである東京志村ライオンズクラブのメンバーのお二人にもご同行いただき文房具の寄贈を実施いたしました。現地では文房具が不足しているようで子どもたちにも非常に喜んでもらえました。中にはもらったそばから一緒に寄贈した鉛筆削りを使って削り、お絵かきを始める子もいました。
今回の現地活動は子どもたちにたくさんのものを届けることができた渡航でした。それと同時に現地の課題を再確認できる渡航でした。生徒間の教育格差や、家庭間の経済格差、学校に予算がないことによる物資の不足など我々が考えていくべき課題はまだまだ多くあります。学生支部の理念である、全ての子どもたちが未来に希望を持てる社会を目指して活動を続けていきたいと思います。
東京志村LC 学生支部風の会 千葉爽汰