東京八王子中央ライオンズクラブユースセミナー 2月23日 東京八王子中央LC
我が国の社会的養護の施策は、かつては、親が無い、親に育てられない子どもへの施策であったが、虐待を受けて心に傷をもつ子ども、何らかの障害のある子ども、DV被害の母子などへの支援を行う施策へと役割が変化し、その役割・機能の変化に、ハード・ソフトの変革が遅れているという課題があります。
施設だけでは補いきれない部分を我々が担うことで、子どもたちの健全な成長と自立に役立つことに繋がればと願い、八王子市にある社会福祉法人エス・オー・エスこどもの村に入所する高校生・中学生を対象に、「ネットリテラシー」「社会保険と身元保証」「テーブルマナー」の3つをテーマとして、ユースセミナーを実施いたしました。さらに、卒園生には、サプライズとして通勤用の自転車とヘルメットをプレゼントしました。
最初は緊張していた子供たちの顔が、帰るころには元気な笑顔に変わり、また、施設職員からも「自分たちでは教えきれないテーマであり、これから卒園する子供たちが犯罪やトラブルに巻き込まれたり、マナーの面で恥ずかしい思いをしないで済む」と喜びの声をいただき、クラブメンバーも充実したアクティブティであったと実感しました。
東京八王子中央LC 青少年育成委員長 L飯村芳樹