新都心ライオンズクラブ 小田原 曽我山みかん農家応援隊支援活動 満喫の1日 12月6日 東京新都心LC
良く晴れた暖かい初冬の朝、曽我山応援隊の東京新都心LCチーム24名は、地元農家の方のリードで麓から緩やかな上り坂を20分ほど歩いて、小高いみかん山へ到着しました。みかんの木々から実ったミカンをちぎるミカン狩りの手伝いのためです。
最初に山の氏神様へ今日の活動の安全を祈願することから始まるこの活動は、15年毎年継続して行っているアクティビティ。祈願も15回目め。お線香を焚き、お茶をかけ、お経を唱える儀式を体験する度に、農家の方々の自然に対する畏怖の念の文化を教わります。大学生の若い支部メンバーも一緒に静かに手を合わせて、皆で心洗われるひとときを体験させていただきました。そして、いざ!みかん畑へ。
今年の温州ミカンはどれも大粒。どっしりと枝が土につきそうなくらいに実が重たく、たわわに実って、当たり年だとか。私たちは慣れない脚立を使ったり、ミカンの木に登ったりして、ミカンちぎりに挌闘するのですが、なかなか思うように手がそこに見える実まで届かない、、、籠がすぐ一杯になり何度も収集場所と木までを往復、汗をかきながら繰り返し、実質1時間半程度のミカン狩り支援でした。
成果の例として、8人がかりで1本のミカン木を取り囲みミカンちぎりに挑戦しても、上枝には取り残しが少なからず。ミカン農家の方の作業には、収穫に対してさえも相当ご苦労があることを知り、スーパーで購入するだけの私たちは、頂くときは農家の方のご苦労にも思いを馳せ、有難さを感じていただきましょう。
一仕事終わった後は、地元の方々が準備してくださった楽しい幸せなランチタイム。この日は、お赤飯、外のかまどでつぎつぎに焼いてくださる焼きたてピザ、キノコ汁、ピクルス、焼芋等。外で皆と一緒に頂くあつあつの出来立てランチは、格別に美味しかった。
お腹いっぱいになった後は、バナナやミカンの木の栽培方法、菊芋の食べ方等、しばし農作物に関するお話しお聞かせくださいました。
そばで焚火も。暖かい焚火の炎は心まで暖めてくれて、自然と共にある時間に癒され、感謝し、自然の恵みを沢山満喫することができました。特記すべきは、私たちが来たことで地元農家の中学生少年たちも、手伝いに参加しておられて、活動の輪が相互に少しずつ広がっているとしたら、こんなに嬉しいことはありません
3月の新都心LC主催の防災フェアで、ここ曽我山の農作物の販売があります。また、そのときに皆様とお目にかかることを約束して、お土産ミカンに大きく膨らんだリュックを背負いながらお腹も心も大満足の穏やかな12月の1日。皆様に感謝の気持ちで一杯です。来年もまた、是非!
東京渋谷LC 幹事 L北岡知子



















