高尾山環境保全基金協力会総会 5月30日
梅雨入り前の爽やかな緑に囲まれた高尾山は、「心のふるさと祈りのお山」というフレーズのとおり空気もすがすがしく、気力と何かしら達成感のある充実した気分を味わえる素晴らしい山です。
標高599㍍、都心から1時間で行けるお山として人気も高く2020年には「日本遺産」になったことも追い風となって世界中から来山、年間300万人を超える人たちの憩いの場となっています。
こんな素晴らしい、世界に誇れる環境を守り、大切にするお手伝いをしょうではないか、と立ち上がったのがこの「高尾山環境保全基金協力会」です。
この会はライオンズクラブ国際協会330A地区ガバナーを努めたL石井征二が、ガバナー期を終えたのち(2009年)に賛同するLCメンバーらと立ち上げた有志の会です。
現在会員約250人、今年5月30日に行われた総会には約80人が参加。
来年が会の創設15年執念を迎えることもあって、心機一転「さらに地域に役立つ会」に育てようとメンバー一同“志”を再確認し合いました。
会が行ってきた具体的な活動は、登山者が一休みできる背もたれつきのベンチ、登山者が多くなることで使用量が増えたトイレットペーパーや電気代、台風などで被害を受けた箇所の整地、植林、下草刈り、ゴミ捨て禁止の看板など山の自然と利用者が気持ちよく過ごせることを多数行ってきました。
私は、現在キャビネットの環境保全委員会の委員長を行う以前からこの会には関わってきましたが、この会が行う事業は、毎年地区キャビネットの「環境保全委員会」ともコラボして行われており、その点でもライオンズが関わる奉仕活動として意義ある集団ではないかと考えています。
読者諸氏も機会をつくって高尾山を訪れ、当会の活動に触れながら、ライオンズクラブ単独で行う奉仕活動以外のこうした活動は、ライオンズクラブの活動の幅の広さを感じさせてくれる貴重な体験となりました。
GST環境保全委員会 委員長 L和崎健治