335-B地区 大阪新大阪LC例会訪問報告書 12月2日
12月2日(水曜)18:00~19:30。335-B地区 大阪新大阪ライオンズクラブの12月第1例会を訪問。 会場はホテル大阪ガーデンパレス。
メンバーの岡田信次地区GLTコーディネーターは私たちの到着をホテル入り口でずっと立ってお待ちになり、お出むかえ頂いた。いきなり恐縮です。
新大阪駅前の東口広場にそびえたつ時計を30年前に寄贈されたことが取り持つ縁で、私たちはこのクラブを訪問することになった。 初めての335-B地区訪問。
期待と不安が交錯する中、川野浩史PDGもお気遣いくださり来会された。 ご配慮に感謝。ありがとうございました。
会場に入ると、ラインズ旗や国旗とは別に、大きく今期の富山順基会長、中谷豊重ガバナー、ジュンユル・チョイ国際会長のテーマが掲示されていた。
富山会長のテーマは「三・心・得(さんしんえ)―信頼心、希求心、安堵心」。 まずキャビネットや国際協会の方針を遵守したうえで、クラブ独自の指針を大事にされるこの設営に会長の熱いお気持ちやお人柄が感じられた。
例会中、理事会で出された事項を会長がファイシリテーター役になり、すべてメンバー全員に投げかけられる。 メンバーは、挙手にて意思を伝え、クラブ総意として決議されていく。
この丁寧なプロセスがとても新鮮に感じられた。新入会員でも自らの1票の権利を意識でき、例会に参加しなければ、という考えになるはずだ。
大きな活動としては長年継続されているフィリピンへの支援。 他クラブ、他地区の皆様と合同でフィリピンの地元のクラブと協力しあいながら、医療、サンダルやお菓子など現地子供達への物資提供、学校校舎づくりの支援、またフィリピンのクラブメンバーとの交流会を大事にされている。
フィリピンでの活動の様子を私たちのために準備されており、多くの映像で紹介してくださった。 この奉仕活動が縦軸の太い継続アクティビティとすれば、横軸に2年に1度程度の大きなイベントを企画開催されている。
3年前の冬は淀川区民センターで500人規模の参加者を募り、障碍を持つ人々のスピーチを聞く会を開かれた。 今期幹事の名倉昂佑Lは、このとき一般の参加者として来場し、自分も一緒にこのような社会貢献したいという思いから入会されたそうだ。
コロナ禍での例会は、どんなことに気を使っておられたか?富山会長にお尋ねした。 「まだ感染が今ほど大きく広がる前、世の中が外出自粛を唱える前から、クラブのシニア先輩会員のことを考えて、例会開催中止をどこよりも先んじて決行し、感染拡大防止に努めた」とのこと。
その間会長は、若手メンバーの退会防止策の一環として若手交流会を幾度も開催された。 話題は「このクラブの存在意義や社会貢献、奉仕活動意見交換会」等。
結果、大会防止成果あり、なによりじっくり話しあうことで、信頼関係が増す時間になった。
クラブの一番のご自慢は?と名倉幹事に問うと「先輩シニアメンバーと若手メンバーがバランスよく存在すること。
体を動かす奉仕活動を考え実行するのは若手、意見を出し知恵を与えてくれるのがシニアメンバー」と。 今期、一番若いメンバーは29歳、最長老は75歳のチャーターメンバー。先般は、若手メンバーの皆でボートを借り琵琶湖周遊して廻ってみた。
この日もボートを貸してくださったボート会社の人が例会訪問に見えておられた。 会員皆が、何かで交流されたノンライオンを常に例会に招かれていることがわかる。
外例会も活発。メンバーの飲食店で実施される「百番例会」。その体験をした感想やドネーションされた方のコメントも印刷物にまとめて全員に配布されていた。 メンバー同志仲のいい秘訣は、こんなコミュニケーションツールの作成配布にもあるのかもしれない。
岡田GLTコーディネーターは乾杯の音頭で「Go To Lions」と提唱された。 食事をしに行くならライオンズ会員の飲食店に行こうよ!と。
川野PDGキャビネット時代に実行された「夢と情熱―サンタクロースが街を清掃」活動の楽しいお話しもお聞かせくださった。
設立40周年を迎える老舗クラブ。 しかし活動や想いは、若々しく清々しく、とても活気ある仲のいいクラブ。その秘訣や工夫が沢山感じられ、学ぶことの多かった335-B地区 大阪新大阪LC例会訪問。刺激満載の充実した時間でした。本当にありがとうござしました。
10R1Z 東京渋谷ライオンズクラブ L北岡知子