東京メディカルLCアクティビティ訪問報告書 2月21日
2021年2月21日(日)13時より、渋谷区文化総合センター大和田 4階さくらホールにおいて、東京メディカルLCが支援する手話劇団によるアクティビティ「はーとふるはんど 感謝の集い 20回目のありがとう」が開催され、進藤ガバナーとご意見伺い隊が訪問致しました。
このアクティビティの出演者は「劇団は~とふるはんど」を主宰する山辺ユリコ様、女性お笑いコンビ「ピンクの電話」のメンバーである清水よし子様、女優の一谷伸江様等でありました。アクティビティの内容は聴覚障がい者や健常者によるダンス、唄、寸劇、和太鼓等の演出があり、小さなお子様からご老人までが積み上げてきた練習の成果を発表する場でありました。
この発表会の場所は、例年であれば日本橋の三越劇場で開催されていました。しかし2021年はコロナウイルスの影響により三越劇場で開催するには無観客であることが条件であったため公演の中止も考えたそうです。それでも劇団の皆様が多くの観客に成果を観てもらいたいという強い希望もあり、感染症対策に配慮しながら渋谷区において実現に至りました。
また、聴覚障がい者の寸劇では次の事項を訴えておりました。
(1)耳が聞こえない事が分かったからと言って逃げたりしないでください
(2)筆談やスマートフォンで会話をすることが可能です
(3)ほとんどの方がマスクを付けているため口の動きが分からないです
実は手話と言っても、口の動きで言葉を見分けるが多いことを気づかされました。
また、盲導犬はリード(紐)ではなくハーネスという器具が付けられており、聴覚障がい者は盲導犬がどの方向を向いているかハーネスで知ることができます。ハーネスを取付中は仕事中であるため次の事項を守るよう説明がありました。
(1)盲導犬に触らないでください
(2)盲導犬に声をかけないでください
(3)盲導犬に餌を与えないでください
(4)盲導犬に目を合わせないでください
このような事が勉強になりました。
ご意見伺い隊 東京昭島LC所属 L.関 飛雄一
PDF:手話劇団「は~とふる はんど」とは?