ライオンズクラブ国際協会330-A地区 緊急対策・アラート・復興支援委員会 静岡県牧之原市訪問
令和3年(2021年)5月1日夜、静岡県牧之原市(静岡県内)にて、突風(竜巻)と見られる現象が発生し、同市布引原→坂部地区約7km家屋等被害が発生しました。現在もコロナ禍のため、被災地での支援活動は困難であり、専門の災害支援団体「震災がつなぐ全国ネットワーク(略称・震つな)」並び「認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(略称・JVOAD)」の松山氏を含む団体により、災害支援活動が行われています。また、竜巻による被害は範囲が特定され狭い地域となるので、公的支援が困難であるとの事でした。
今回の訪問は、4月に福島県新地町、宮城県山元町への後方支援として、物資の支援を行った事への感謝状受け取り並び被災地視察を目的として、進藤義夫ガバナー・上野繁幸委員長以下、委員会メンバーを含む6名にて訪問致しました。
現地では震つな(松山氏)・レスキュ-アシスト(中島氏3)並び334-C地区・吉田正義L(榛南LC はいなん)・大石健司L(静岡県議会議員・榛南LC)の皆様により、感謝状贈呈並び現場視察を行いました。
その後、大石Lの引率の下、市内数か所をご案内して頂き、被災地視察を行いました。
最後に、高柳虎雄L(334-C地区・2R・3ZC 島田LC)のお店にて買い物をし、視察等の完了としました。
➀静岡県牧之原市坂部 特定非営利活動法人 レスキューアシスト
代表理事 中島武志氏より
4月10日・福島県新地町並び宮城県山元町への支援物資提供の感謝状贈呈式への参加
➁静岡県牧之原市近郊。竜巻被害地域視察
下記参加者
330-A地区
ガバナー 進藤 義夫L (東京世田谷LC)
緊急対策・アラート・復興支援委員会
委員長 上野 繁幸L (東京江戸川LC)
副委員長 高根 澤輝之L (東京セイシンLC)
副委員長 青山 正L (東京八王子陵東LC)
副委員長 中原 弘之L (東京福生LC)
委員 椿 佳生子L (東京麻布LC)
支援団体 松山氏・中島氏とは現地にて支援内容をお聞きし、「今後の支援はどの様な事が想定されるのか?」「被害拡大に対する対処はどの様にするのか?」LCとしての今後の対応はどの様に・どの様な体制が良いのかを模索する礎となればと思います。
334-C地区メンバーの皆様から被災地をご案内して頂き、災害の凄さ・被害の大きさを肌で感じる事が出来ました。
行政並びそれに順ずる機関でも、対応が出来ない部分もあることをお聞きしましたので、今後は東京がかかえる問題として、継続的に対応策を考え、活動することが重要であることを実感しました。
静岡県牧之原市訪問の目的は、感謝状贈呈式への参加・竜巻被災地視察でした。
330-A地区として災害支援団体への支援は初めてのことであり、支援団体・方法などの是非は今後想定されるであろう「首都圏災害」について検討するべき事項だと考えます。
防災・減災への考え方、取り組み方(方法)について、正確な知識・判断を要するために必要な第一段階と考えます。
今回の被災地出は、小規模災害の為、行政(法的)支援が適応されないとの事でした。
被災地へ足を運び、そこで生活する被災者の方々・行政・その他公的団体並びに支援団体との連携を図り、新しい情報の下、活動していくことが重要であると感じました。
現在のコロナ禍も、災害の一つだと認識し、自分自身の活動を考えて行動する事を改めて認識しました。
災害発生後の被災地・被災者への支援方法を進藤ガバナーより、支援団体 松山氏・中島氏へ質問がありました。
両氏から、被災地へ訪問し、その地区の物産などを購入する事も支援になるのでお願いしたいとの回答でした。
今回の活動につきご協力頂きました皆様に御礼申し上ます。
ありがとうございました。
ライオンズクラブ国際協会330-A地区 緊急対策・アラート・復興支援委員会
PDF:アラート静岡県牧之原市訪問報告書