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330-A地区キャビネット ライオンズクラブ国際協会

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アクティビティ

12月4日 新都心LCアクティビティ訪問報告書

12月4日(土)早朝7:30に新宿KDDIビル前から私たちを乗せたバスは、一路小田原曽我山へむけて出発した。
新都心ライオンズクラブの環境整備曽我山応援隊のみかん山保全支援活動のスタート。
雲一つない青空に堂々と冴えわたる富士山を眺めながら中央高速を走ること2時間。
小田原市曽我山みのり館の駐車場へ到着。そこから20分、歩いて狭い坂道を登って、頂上につくなり、鈴なりの実をたわわに実らせたミカン畑が一面に視界に広がって来た。

10時、作業開始前に、まずはお祈り。この地域は16世紀末に小田原城陥落に伴う負傷者の塚だったことから、その鎮魂のための祠がつくられている。
今日も1日無事に山作業ができますように、全員で祈りをささげることが恒例になっている。
それが終わって、この山を守っておられる農家の皆様で組織されているボランティア団体・曽我山応援隊の代表の方から作業の指導や注意のレクチャーを受けたのちに、皆で一斉にみかん狩りを開始。
各自カゴとハサミを手にしていざ、出陣。

農家の支援の皆様の手で予め下草が刈り込み済みなので、私たちの主な作業は、ミカンの実を枝からハサミで1つ1つ丁寧に切り取り、カゴに入れる活動である。
簡単そうに感じられるかもしれないが、1本の木におよそ1,000個程度の実がなっているので、ミカンの木1本に7人がかりで挑んだ。脚立4脚、足りないところは木枝に直接登るなどして挑戦するが、1本の木になっているミカンを全部取り切るために費やした時間はおよそ1,5時間も。

ミカンは、南西向きの斜面に植える、木の寿命はおよそ50年、毎年、みかんの実をすべて取り切らないと翌年の実りが芳しくない、出荷の最盛期は昭和40年代ごろ、今は手が足りずに下草の刈込だけで手いっぱい。それだけでも大変な労力。
そんな話を地元の農家の皆様からお聞きしながら、お手作りの梅トウモロコシ炊き込みごはんの昼食を頂いた。この地で採れた野菜の煮物とキノコのお味噌汁付き。穏やかなお日様の光の中で、皆で円陣を組みながら頂くお弁当は格別においしいものだった。
お差し入れの焼き芋付きでほくほく、気持ちまで温かくなった。農家の方と一緒に幸せな昼食タイムを共有し、皆の笑顔が増したところで、最後の写真撮影タイムとなった。

お土産に取り立てのみかんを山ほど頂いて帰りました。来年もまた来ます。沢山の実りと沢山のやさしさとぬくもり、沢山の笑顔をありがとうございました。
10R1Z東京渋谷ライオンズクラブ L北岡知子

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