「第500回記念例会を迎えて」 町田クレインLC
2015年8月25日、近藤正彦ガバナーのお膝元である高尾山に於いて、東京町田クレインライオンズクラブの記念すべき第500回の例会が開催された。
あいにくの雨天ではあったが、標高500メートル付近のビアマウントは残暑とは思えない涼しさで、美しい夜景も一望することが出来た。
“長いようで短かったこの二十数年”、知らず知らず例会を重ね500回とは。世界で一番大きなこの奉仕団体に参加させていただき、どんな奉仕が出来ただろうか。今思うといくつか脳裏を横切る。
しかし例会の数と、この奉仕活動の数は必ずしも比例しないのではないだろうか。例会の数は、各地域の個別の仲間同士の絆を確認する手段のような気がする。
多くの会社でも一区切りが概ね25年と云われるのと同じく、我々のクラブにもこの区切りが訪れようとしている。
“暖簾”の長いクラブは例会のマンネリ化、それに伴う出席率の低下を経験してきたのであろう。しかしながら、このような歴史の長いクラブは、次世代へのバトンタッチの準備、タイミングを上手く乗り越えてきたのではないか。
時代の流れに合わせ、次世代のメンバーがリラックス出来る雰囲気、環境をいかに作れるかが現役の役割であると思う。仕事のしがらみや、自分の実績の自慢等を表に出さず、次世代を主役にした表現をすれば、おのずと次世代の若者と信頼関係が生まれ、更なる友好関係が築けるのではなかろうか。
20年、30年、40年、50年と周年事業を成し遂げた多くのクラブの苦悩は、おそらく大変だったことであろう。
少子高齢化に伴う人口減少という最悪の日本経済の現況に於いて、今後の各クラブの継続は今まで以上の苦悩が待ち構えているかもしれない。
そのため、更なる地域の活性参加と各クラブの新しい型の例会形成が今後の会員増強の起爆剤となるだろう。
まずは600回記念例会を目指し、精進したいものである。
12R2Z 東京町田クレインライオンズクラブ 幹事 L志村 容一