会員維持のためのスキルアップセミナー 3月16日 開催
3月16日にAP西新宿に於いて約70名が参加のもと、「会員維持のためのスキルアップセミナー」がクラブサクセス・CEP・会員維持委員会と指導力育成委員会共催で実施された。
はじめにL山本委員長より統計データに基づく会員維持の現状がレポートされた。 ライオン誌の統計では、前期の退会者のうち入会5年未満のメンバーが46%に達する事から、過去5年間の330-A地区全クラブ入退会データを検証して、2010年度以降に入会した入会5年未満のメンバー動静について発表された。 また、入会5年未満のメンバー在籍率を「会員維持率」と捉え、高い会員維持率を達成しているクラブが公開された。 指導力育成委員会L脇村委員長が行った講義「ライオンズ必携の重要性」では、必携から抜粋されたクラブ運営に根幹となる要点やメンバーとしての心得がわかりやすく解説された。
続いて江東南LC、荏原LC、吉祥寺LCの3クラブより、優れた会員維持の成果を成し得たポイントが発表された。
「同じ目線で語り合う」、「例会後の2次会は必ず開催」などコミュニケーションの円滑化への努力や、「例会出席を強要しない」、「新入会員オリエンテーション」のように経験の浅いメンバーを配慮したルール作りが退会防止の施策として挙げられた。
参加者ワークショップでは、「仕事が多忙な新入会員のモチベーションを高めて、ライオニズムを育むにはどうしたらよいか?」、「メンバーの指導力を高め、入会5年未満の退会率を改善するにはどうしたらよいか?」の2点についてグループで協議した後、グループ発表が行われた。 「そもそも魅力が無いから退会するので、楽しめる工夫が必要」、「早い段階で役職を与えて、しっかりフォローする」「FacebookなどのSNSをもっと活用する」など各グループから有意義な発表がなされた。
そして、CEP(クラブ向上プロセス)の概要説明が行われ、約4時間のセミナーは終了した。
クラブサクセス・CEP・会員維持委員会 委員長 L山本 康弘