鮭の稚魚放流アクティビティ
実施日:2016年2月27日土曜日
本文 (必須):隅田川鮭の会放流会は、毎年、隅田川へ鮭の回帰や清流を取り戻すことを願って開催されるものです。毎年10月に鮭の卵を被災地である岩手県山田 町より譲り受け、幼稚園、小学校等の子供たちが鮭の卵からの飼育方法などを学習し、稚魚にまで育てます。このように地域の子供た ちが大切に育てた鮭の稚魚を2月に隅田川へ放流します。本年度は2月27日に東京海洋大学越中島キャンパスにおいて、隅田川鮭の会放流会が開催され、来賓者、江東区等の園児、小 学生、保護者等を含め500名を超える来場者で賑わいました。式典では、隅田川鮭の会会長北川常夫様のご挨拶に始まり、江東区山 﨑孝明区長、柿沢未途衆議院議員、東京江東南ライオンズクラブ会長渋川嘉秋Lほかご挨拶の後、富岡八幡宮による祈願が行われまし た。子供たちは、大切に育ててきた鮭の稚魚を越中島キャンパスのポンドから放流しました。「元気でね。大きくなるんだよ。帰っ てきてね。」と、声をかけて鮭の稚魚を見送っていました。なお放流会当日は、山田町の伝統芸能である虎舞の披露、東日本大震災で被災した山田町のお話、学内施設である明治丸の見学 などもあり、子供達は楽しんで帰って行きました。このアクティビティを通して、子供たちの命の尊厳、自然への理解が深まるものと考えております。
東京江東南 ライオンズクラブ 幹事 L半谷 英治