FWT 330MD 第一回ライオンズ児童奉仕シンポジウム開催 2015年9月5日
山田国際会長は「子どもの尊厳イニシアチブ」を立ち上げ、全世界のライオンズに子どもたちへの支援を呼び掛けている。日本でも厚生労働省が昨年発表した「子どもの相対的貧困率」によって、6人に1人の子どもが「貧困」状態にあることが発表されるなど、子どもの貧困問題が顕在化している。そんな中、330複合地区FWT(330-A地区)は9月5日、女性の目線と感性を生かした新しい奉仕活動として、この問題に焦点を当てたシンポジュウムを開催した。当日は約200人の会員が参加、第一部では内閣府特命担当大臣の有村治子氏と、映画監督紀里谷和明氏の講演、及び認定NPO法人ティーチフォージャパンンの松田悠介代表理事と、 NPO法人キッズドアーの渡辺由美子理事長による現状報告が行われた。有村大臣は、子どもの貧困は親の貧困と連鎖しており、この負のスパイラルを断ち切ること等、又現在、実態把握の上で具体的な指標作りに取り組んでいる、と話された。そして紀里谷監督は300万人の子どもが貧困状態にあることを強調され、各種データーを挙げ、現実の問題として感じてほしいと訴えた。
第2部は、「子どもの貧困状態を改善するためにライオンズが出来ること。」のテーマで、参加者全員でワークショップを行った。これからも勉強を重ね、又地域のあった方法で具体的に取り組みながら全日本のライオンズが取り組むテーマに発展させ、すべての子どもが夢や希望が持てる社会の実現に向けて努力した。